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IF-02RDS ロードバージョン開発経過、度重なる修正(2016年1月頃) [Ikeya Formula IF-02RDS]

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しばらく更新できなかったブログ、今年に入って1月に2つ、2月と4月に1つずつ、3月と5月はひとつもアップせず。
それだけ通常業務が忙しかったのだが、普通に考えればありがたいこととはいえ、そうそうありがたい話ばかりでは
ないところが何とも…。

さて、開発中のIF-02RDSのその後だが、保安基準を満たすための詳細条件を洗い出すため、イケヤフォーミュラさんが
国交省とのやり取りをずっとやっていたのだが、これがまぁ長い長いやり取りで…、何かひとつ聞くたびに1ヶ月2ヶ月は
平気で待たされる。これはもう普通にやっていたらいつまでたっても決着しないかも…、そんなどうしようもない雰囲気
を感じながらも忍耐強く交渉を続けたところ、ある筋からの協力を得ることが出来、とたんに一気にスピードアップ。
そこからとんとん拍子に懸案事項がひとつずつ解決していき、ある条件の範囲内なら、オリジナルデザインのイメージを
大きく壊さずにいけそう、ということが判明した。それが昨年の12月頃だったかと思う。この連絡を受けたことが昨年の
一番嬉しいことだった。

色々懸案事項というか不安要素があるのだが、デザイン上の最大の懸案は歩行者保護の観点からフロントノーズ前端の
高さと形状を維持できないのではないか?ということだったのだが、これはそのある条件の範囲内なら問題無しとのこと。
もちろんアプローチアングル(と最低地上高)は確保しなければならないが、ここが厚ぼったくなって鼻先が上がって
しまったら、このデザインは成立しない。まるっきり別の車になってしまう。最近のフェラーリなども、かつてほど
低くシャープなフロントではなくなっているのはこの理由が大きいのだが、これを必ずしもそれに倣った形にしなくても
いいということで、これは本当に良かった。 この言質をとるのに2年以上かかったわけだが、それでも良かった。

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画像は今年の1月頃のもので、フロントウインドー、フロンとフェンダー、ヘッドライト、ノーズ前端高さなどが
1号車と違っている。
2台並んだ車は、乗車した人の目で見て右が1号車と同じフロントフェンダーに、ライト類だけ保安基準を満たす高さに
するために取り付け用の穴の位置が変わっているボディ
左は、その高さに保安基準を満たす(レンズにEマーク入りの)IPF製の汎用品を取り付けるためにフロントフェンダーが
ボリュームアップしている(前方に膨らんでいる)。


これらの画像だけ見ると1号車とどう違っているのかわかりにくいと思うが、上記保安基準のアプローチアングルを満たす
ためにフロントエンドの高さは少し上がっていて、フロントウインドーの形状が変わり、それにつながるルーフ、Aピラー、
サイドウインドーなどが全て変更されている。

フロントウインドーを1号車のアクリル製から一般的な量産車に使われるものと同じ安全ガラス(この場合、合せガラス)
に変更するのにともない、保安基準を満たす形状で、かつガラスメーカーで成形可能な形状ということで検討を重ね、
何とかたどり着いた形状。
この形状変更にともない、サイドウインドー、Aピラー、キャビン全体が全面的な変更となるのだが、なるべくオリジナル
(1号車)のイメージを壊さないようにということを心がけた。

1号車のフロントスクリーンはまるっきりレーシングカータイプというか、まさにそのものずばりの形状だったのだが、
これを旭硝子さんのご好意で光学シミュレーションしてもらったところ、案の定、保安基準を満たしていないことがわかり、
じゃぁどうすればいいかということになるのだが、旭硝子さんからのアドバイスもあり、2次曲面に近い形状にすれば
可能性があるとのことだったので、その方向で修正デザインをやってみることにした。

だが、普通に考えれば自由曲面で作られた3次元形状のフロントスクリーンから2次曲面に近い形になどしてしまったら、
とてもこのデザインが成り立つようには思えない。  思えないのだが、ナンバー取るためにはやるしかない。
ということで色々修正、試行錯誤していくのだが、まずサイドウインドーとのつながりがうまくいかない、ルーフとの
つながりもそう。
うまくいかないだろうなと思いながらも、それでも強引にそれらをつなげてはみて、造形として破綻気味なところを
洗い出し、それを緩和するように調整を加え、形を作っては引いて見て…、気になるところをまた修正…。
というようなことを何度も繰り返し、何とかこれならいいかも、と思えるくらいにはまとめることが出来た。
これは正直、当初思っていたよりも案外うまくいったかなと思う。
1号車のレンダリングと並べて比較すればその違いがわかるが、単独で見たらそれ程違和感無いレベル、悪くない。

ということで、イケヤフォーミュラさんにも画像で見てもらって承認をいただき、このフロントウインドーの形状データを
旭硝子さんに渡して再度光学シミュレーションをやっていただいたところ、保安基準を満たします、とのこと。良し!
ただし、数値上の余裕は少なく、実際に試作して光学試験してみないと本当のところは何ともいえないとのこと。
旭硝子の方々はここまでご好意で色々やってくださったのだが、ガラスメーカーさんはなかなか安請け合いはしない、
うっかりしたことなど絶対言わないのだ。

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下の画像、左上のプランビューの2つはキャビンの形状が違うのがわかると思う。
上はフロントウインドーとサイドウインドーをなるべく滑らかにつないだものでキャビンの幅が広がっている。
下(この時点での採用案)はやや強引につないで、その分キャビンはタイトに。これでも1号車よりは広がってしまっている。

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左下のサイドビューでは、1号車(ボディが全部白っぽいほう)のフロントフェンダーと、新しいフロントフェンダー
(ボディの一部が赤いほう)の違いが良くわかると思う。新しいほうはIPF製のヘッドライトユニットを仕込むために
前方にボリュームアップして、ややこんもり、ちょっとだけ“でこっぱち”風になってしまっている。
とはいえ、クォータービューで見るとそれ程違和感は無いし、心配していたよりもずっとうまくまとまったように思えた。

IPFのヘッドライトユニットは、市販されているこの種のライトの中では事実上最も小型なものなのだが、それでも
こんな風になるんだなとあらためて思うとともに、1号車に比べて大きくなったヘッドライトユニットは悪いばかりでも
なく、イメージしている“涼しそうな”目つきから、ややパッチリ眼になったが、それも悪くないなとも思った。


この時点ではこれで決まりかなと思っていたのだが…、まだこの後変更が入ることになる。その経過はまた後ほど。








予想よりうまくまとまったと思うが、やっぱりオリジナルの戦闘機のキャノピーのようなフロントスクリーン、細身で滑らかでカッコイイな…。



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オリジナル設計V型12気筒エンジン完成:4月1日 [Ikeya Formula IF-02RDS]

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かねてよりグループ会社の ASH INSTITUTE Engineering 社で開発を行っていた、完全オリジナル設計
V型12気筒エンジンがこのほどようやく完成した。12気筒としては異例なほどに軽量、コンパクトでありながら、
設定した数値目標は全て達成。超高性能エンジンとなった。開発中のロードカー用のエンジンとして申し分無い。
排気音もV12らしい澄んだ高音が特徴のとても魅力的なものに仕上がった。


ただひとつ残念なのは今日が4月1日ということだ。




こんなバカ日記じゃなくて、早くほんとのこと書きたいな…。


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Lancia Stratos HF Prototype (1971) [車、カーデザイン]

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随分間が開いてしまいましたが(2月いっぱい仕事がきつくてキツクテ…ブログどころの騒ぎじゃありませんでした)、
前回取り上げたランチア・ストラトス・ゼロに続いて今回取り上げるのは、そのストラトスの量産版に向けての
プロトタイプ、ストラトスHFプロトタイプ。名前こそ同じストラトスとつきますが、形はかなり変わって、
かなりまともというか、すくなくとも不通に乗り降りできるようなごくまっとうなドアがついています。
とはいえ、この形。2次曲面の一部を切り取ったと思われるフロントウインドーの形状が特に印象的です。


1971 Lancia Stratos HF Prototype - Conceptcarz
http://www.conceptcarz.com/vehicle/z1573/Lancia-Stratos-HF-Prototype.aspx


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このフロントビューはいつ見ても惹かれます。シャープでモダンで、当時考えられた未来を感じます。
横から見ると、前から見た印象と違って、あれ?っと思うほど、かなり寸詰まりなことに驚きます。
もっとうんと長く見えた鼻先はこんなに短くて、ホイールベースも極端なまでに短く、全体的にはこんなに
短いのか…。

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実際にはコンパクトでありながら、もっとずっと大きくて立派なものに見える、こういうのはとても優れた
そして魅力的なデザインだと個人的には思うのですが、これにはノーズ全体の強い傾きとフロントウインドーの
やはり強い傾き、そしてプランビューでの絞りがほとんど無いことなどがあいまって、前から見たときにルーフ
が随分遠く、フロントエンドから距離があるように見えて、ある意味遠近感を狂わされてこう感じるのか…、
この感覚は当時のいわゆるスーパーカーの多くでしばしば感じられることで、好きなポイントのひとつです。

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フロントはとても好みなのですが、このリヤコンビランプは…、
なんかもうちょっとやりようが無かったものかと正直思います。

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このドアハンドルも、よく見るとこんな針金みたいに細いレバーで、色々むき出しのまま。機能を満たせば
それで良しということなのか、ある意味アヴァンギャルドなのか…。

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こういうシンプルな矩形を並べたパターンのスリット状のエアアウトレットはこの頃のベルトーネ作品、
アルファロメオ・カングーロとかモントリオールとかでも見られる処理ですし、車に限らずこの頃の他の
工業製品でもよく見られたデザインで、いわば当時のトレンドといえるものだったと思います。
いい意味で当時を感じられて個人的には心地よく思えるところのひとつです。

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ホイールも近くで見るとこんなことになっています。鋳造の鋳肌も粗さが当時らしいです。このホイール、
あまり軽そうにも見えないし…、これに関しては市販版のスポークの長いほうのデザインが一番いいと思います。

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こちらに向かって走ってくるHFプロト、カッコイイです。

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走り去る後姿は…、悪くない、ですね。 リヤコンビランプはやっぱりちょっとびっくり、なんですけど
それでも全体的な雰囲気が周囲の景色から浮いてて非日常を感じさせてくれて、そのことのほうが大きくて、
単独で見ると何でこんな…と思ったリヤコンビランプもそれほどは気になりません。

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多分本物だと思うのですがなんだかミニカーっぽく見える写真。この車はそう見えることがしばしば。

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フロントフェンダーは大きなホイールストロークをまかなうために一般面から飛び出した形になっていて、
それがこの車のデザイン上の魅力のひとつにもなっているのですが、その他の部分、全体的にはごくシンプルな
造形といえます。
短く極端なウェッジシェイプ、豊かな張りのサイドパネル、それだけで造形されたウェストラインより下の
ボリュームに、2次曲面から切り出したシンプルにしてシャープなイメージのフロントウインドーとそれにつながる
サイドウインドーとルーフで構成されるキャビンを載せた、わかりやすい(認識しやすい)造形。余計なものが
あまり無く、それがとても心地よく魅力的です。うるさいほど色々なキャラクターライン、プレスラインの入った
最近の多くのものよりもずっと。

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隣のターコイズブルーというかエメグリーンというかのコンセプトカーも当時らしいデザインですが、
おもむきはかなり異なります。

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この前後カウルの開き方がまたいいですね。


カウンタックもそうですが、このストラトスもこのデザインで(市販版はまた少し変更はありますが、形状的には
ほぼこのままといえますので)実際に市販車を作って売ったということがすごいと思います。しかもストラトスの
場合は世界ラリー選手権に出て、総合優勝するという目的をきっちりと達成しているのですから、もう本当に立派、
大したものです。このデザインだから速かった、このデザインだから勝てた、というわけではないんでしょうが、
何にしても、こんな形の車がラリーで本当に速いなんて、関係者以外は信じられなかったのではないかと思います。






ゼロもいいけど、こっちのプロトタイプもいいなぁ、すごく魅力的…。


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Lancia Stratos Zero (1970) [車、カーデザイン]

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前回取り上げたフェラーリ 512S モデューロと同じ年、1970年に発表されたベルトーネのコンセプトカー、
ランチア・ストラトス・ゼロ。もうほんとに刺さるようなというか、切れ味のいい刃物のようなデザインです。


Old Concept Cars
Lancia Stratos Zero (1970)
http://oldconceptcars.com/1930-2004/lancia-stratos-zero-1970/


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モデューロと比較すると、同じような平べったいシャープな形でありながら、ストラトス・ゼロのほうは前傾姿勢を
とっているように感じられることと思います。これはデザイナー、ガンディーニの特徴のひとつといえます。
モデューロのほうは平和で明るい未来、ストラトス・ゼロは何だかちょっと危なそうな雰囲気が…しないでもありません。
個人的な好みとしてはずっとこちら、ストラトス・ゼロのほうが上です。

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このサイドパネルの造形、すごく惹かれます。魅力的。 技術的な意味はあんまり無さそうなのがアレですけど…。

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一見してドアがどうなっているのか、サイドウインドーはどうなっているのか、色々疑問が出てくるデザインです。
ガンディーニのデザインするいわゆるスーパーカーのデザインを、第一印象で見る人の神経を軽くさっと逆撫でし、
そのすぐ後でひきつけずにおかない、そんな表現をした人がいますが、まさにそんな感じ、うまい表現だなと思いました。
また、“とても車とは思えない。でも、これぞ車っていう気もする。” これは随分古いあるマンガの中で、カウンタックを
初めて見た、車にあまり興味が無いカメラマンのセリフなのですが、これも本当にそうだなと思い、いたく共感しました。
このストラトス・ゼロも同じようなものを感じます。これぞ車、という感覚はやや薄いですが。

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この車が出来たとき、ヌッチオ・ベルトーネはとても気にいって、すごくいいのが出来た!これ見たらみんな驚くぞー
…と思って意気揚々とショーに出展したのですが、ショーでの反応はいまひとつパッとせず…、随分ガッカリしたと、
後に語っています。 ヌッチオの気持ちも、あんまり反応しなかったまわりの反応も、どちらもわかる気がします。 

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これがサイドウインドー。乗員の横顔は見えないようです。

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メーターパネル。前に置けないのでこの位置に。やや強引な未来っぽさの演出を感じますが、それはこの車は他の箇所も
いろいろみんなそうなので…。現代のテスラなどの超大型タッチパネルと同じくらいの大きさでしょうか。

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フロントウインドシールドを開けて…、これが乗降用のドアなわけです。その前側の黒い部分は踏んでもいいように
普通の塗装面ではなくてこういう処理をしてあるんだそうです。ボディを踏んで乗り込むって…。

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こんな狭いところに無理やり乗り込んで何がいいんだか…でも、なんか楽しそう。

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エンジンフード。このデザインは正直どうかと思います。
そして、開けると…古色蒼然。でも、ちゃんと縦置きミッドシップ。

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かなしくもオークションに出品されたときの写真
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ベルトーネの世代違いの他のコンセプトカー達と。左からブラーボ、アトン、ストラトス・ゼロ。
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デザインとして破綻気味のディティールが散見されたり、どう見ても実現しなそうなところも多々ありますが、
シャープで繊細、独特な造形は他に代えがたい魅力的なものです。そしてこのデザインを現物(もちろんランニング
プロト)にして見せたというところがまたすばらしいです。いい意味で時代を感じる、とても惹かれるデザインです。






批判する人も多いけれど、他に代えがたい魅力的なデザイン…。


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あけましておめでとうございます 2016年元旦

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みなさま、あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします。

昨年、2015年中ばまでは中々進展しない懸案があってもどかしい思いをしていましたが、終盤になっていろいろと
解決していき、加えて思いもかけない良いことも重なり、新年の2016年はほぼ全てにおいて明るい見通しで迎えられる
こととなりました。関わっている全ての方々に感謝したいです。

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年末にやってみたYahoo!の無料占いの結果がバカみたいにいいことばっかり書いてあって、何だかもぅ…。


 “2016年、大津さんはあらゆる星の中でも、最高の開運期を迎えます。ただし、それは宝くじが突然当たるとか、
 やりたいこともないのに大成功する、とかいうタナボタ的なことではありません。出世を望んで頑張ってきた人は
 評価され、結婚相手を探していた人には理想の相手が現れる、というように願望に見合った結果がやってくるんです。
 この時期にキーワードとなるのは「目標を定める」ということ。ここで始めたことは、今後長く継続していくのが
 鉄則ですから、実現可能な目標設定することが大切です。
 最高の開運期にものごとを始めておくかどうかで、今後数年間の人生が左右されます。エンジン全開で、いい種まきを
 しておきましょう。”

 総合運 : 2016年は恋愛も仕事も金運も健康も、すべてが快調です。
 恋愛運 : 恋愛運は大幸運期に入り、あらゆる面で幸運を体感できるでしょう。
 仕事運 : 最高の開運期にあたり、仕事運も飛ぶ鳥を落とす勢いです。
 金 運 : 良い波がやってきていますので、順調な生活を送れるはずです。
 結婚運 : 2016年は、非常に多くの良縁に恵まれることになります。
 出会い : 2016年は自分でも驚いてしまうほどの良い出会いがあるでしょう。
 対人運 : これまでの考えに縛られずに行動していくということが大切です。


なんて感じで、もっと詳しいことはお金を出してね、ということなのでここまでです。
思いっきり気分のいいこと並べまくって有料のところへ誘うやり方なのか、ほんとにこうなのかわかりませんが、
それに恋愛運とか結婚運はアレですがw 仕事とか出会いとかが本当にこんなだといいなと思います。

まったく偶然ですが、昨年からお話をいただいていたいくつかの仕事は長ければ数年にも及ぶ、私にとってはかなり
大きな、そしてとても望ましい内容の仕事であり、それらがこういう見通しであるなら、こんないいことはありません。

まぁ占いがどうであろうと、今いただいている中長期の仕事がみんなうまくいって、お客様も自分も満足できるものに
なるよう、そして後悔する事が無いよう、精一杯がんばろうと思います。





占いとかはともかく、会心の仕事となるようがんばろう…。


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Pininfarina Ferrari 512S Modulo (1970) [車、カーデザイン]

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前回取り上げたフェラーリ 512S スペチアーレ に続いて、ピニンファリーナが1970年3月ジュネーブショーで
発表したコンセプトカー、フェラーリ 512S モデューロ。
デザインの方向としてはとにかく未来。とにかく明るい安村 みたいですが、もう本当に未来、迷い無く明るい未来
を見ています。そういうことですからタイヤは隠す方向(本当は無くしたいくらいのいきおい)、まさに未来都市の
透明なチューブの中を飛んでいるエアカーのようなイメージです。

Ferrari 512 S Modulo Concept (1970)
http://oldconceptcars.com/1930-2004/ferrari-512-s-modulo-concept-1970/


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前回取り上げた512S スペチアーレ の写真に登場する女性モデルについては無いほうがいいと書きましたが、
このモデルさんはいいですね。こういう上品な使い方は好みです。また、ピニンファリーナらしい気もします。

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発表されたのは512S スペチアーレよりもこちらのほうが後なのですが、実はこちらのほうが先に完成して
いました。それが順番を変えて発表したのには訳があります。

ピニンファリーナ社内での評価は2台ともすばらしいものでした。
フェラーリ製の同じシャシーを使って社内で競作させたら、すっごくいいのが2台出来てしまったわけです。
さすがピニンファリーナ、当時同社に在籍していたのデザイナー達の力量がいかにすばらしいものだったか、
それがうかがえる(いくつかある)エピソードのひとつでもあります。

さて、この2台のどちらかをウイナーにして、他方をお蔵入りにしてしまうのはあまりにもったいない。

どうする?

両方発表したい。
だが、これを出来た順番に発表したら、モデューロを見た後では512S スペチアーレが古く見えてしまう(!)かも
しれない…。それは避けたい。こんなにステキなデザインなのだから。

じゃ、どうする?

うーむ…、順番を変えよう。

というような経緯で、後から完成したにもかかわらず、まず512S スペチアーレが1969年11月のトリノショーで
発表され、そのすぐ後、翌年1970年3月のジュネーブショーでモデューロが発表されることとなりました。
モデューロはあまりに先進的、未来感あり過ぎだったのです。



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発表されたモデューロの評判は…
まさにピニンファリーナが危惧したとおりというか、きっとそれ以上に、世界的に高い評価を得ました。
いわく、史上最も未来的な車。こんな表現は時代とともに現れる新しい車に受け継がれていくのではないかと
思うのですが、これに関してはそうはならず、この言い方がその後何年たっても特に訂正もされていないようです。
いかにこの車のデザインが突出していたかということです。車に大して興味が無い人も、素直にそう受け止めたの
ではないでしょうか。

この車がそんな高評価を世界的に得たものですから、当初ピニンファリーナが恐れたこと、十分傑作といえる
512スペチアーレが不本意な評価を受けてしまうこと… は直接的には避けられたのかもしれませんが、人々の
記憶にはモデューロだけが強く残り、他はかすんでしまった。そしてその中の1台になってしまった、というのは
残念ながら事実のようです。

モデューロは当時タイミング良く開催された日本の大阪万博にも展示され、そこでも人気を博しました。


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かなりあっさりしたインテリア。こういう傾向はこの頃のコンセプトカーに多いのですが、まだ皆さんインテリアに
それ程力を入れていなかったようで、ガンディーニが何かのインタビューで、“当時のインテリアはエクステリアが
出来てからサクサクッと作ったもので…”などと言っていて、まぁそういうことなんでしょう。大体、まだこの頃は
インテリアデザイナーというくくりも無かったんじゃないかと思いますし。

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ただ、個人的にはこのモデューロのデザインにそれほど共感するものではなく、好みというわけではありません。
表現が適切かどうかはさておき、良く出来た学生の作品のような、車以外のインダストリアルデザイナーの作品の
ような、未来都市を舞台にした映画に出てくる架空の車…そんな感じがして、いまひとつ魅力的に見えないです。
良くも悪くも車らしく見えないところがそう思わせるのかもしれません。

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ばん金のための木型と一緒に。

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この木型自体がステキなオブジェのよう。

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この写真自体はやらせでしょうけど、ボディはFRPではなく金属の薄板、恐らくアルミを手叩きでしょうか。

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デザイナー、パオロ・マルティンの描いたアイディアスケッチ。これが描かれたのは1967年のようです。

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当時のスケッチと、後年イラストレーターとかフォトショップで描かれたと思しきスケッチ。



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同じ時期に発表されたベルトーネのストラトス・ゼロと並んで展示されているモデューロ。こんな2台を同時に
見られるなんて、何ともうらやましい状況。
そういうテーマでカラボとか、ブーメランとか集めて展示してくれたら…、いやいっそのこと、60年代末から
70年代前半頃の傑作コンセプトカーを一堂に集めて見せてくれるようなイベント、やってくれないかな。
“1970年前後の傑作コンセプトカー展”とか銘うって、美術品の絵画や彫刻などで行われているように世界ツアーを
やっても…というのはさすがに無理があるか。でもそんなのあったら、普通のモーターショーよりも間違いなく
行きたいです。

という妄想はさておき…、上の写真を見て感じるのは、とがり具合ではモデューロを上回るほどでありながら、
タイヤが露出していることもあって、幾分車らしく見え、しかも独創性に富んだストラトス・ゼロのデザインの
何と魅力的なことかということ。次はこれを取り上げてみようと思います。







好みかどうかはさておき、非常にレベルが高いデザイン…。

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Pininfarina Ferrari 512S Berlinetta Speciale (1969) [車、カーデザイン]

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ピニンファリーナが1969年11月のトリノショーで発表したコンセプトカー。
ランボルギーニカウンタックの発表が1971年ですので、それよりも2年早いタイミングです。
これをもって、さすがピニンファリーナ、ベルトーネの先を行っていたか… ということではなくて、
この種の極端なウェッジシェイプはこの頃のトレンドだったということです。思いつくところで、
アルファロメオ・カラボ 1968年
ランチア・ストラトス・ゼロ 1970年
マセラティ・ブーメラン 1971年
などなど…、刺さりそうなほど鋭い形がワラワラ出てきます。これらコンセプトカーの情け容赦ない
とがりっぷりをみると、カウンタックなど、むしろおとなし目のほうであったかとさえ思えてきます。

1969 Ferrari 512S Speciale (Pininfarina) - Studios
http://www.carstyling.ru/en/car/1969_ferrari_512s_speciale/

969 Ferrari 512 S Berlinetta Speciale Pininfarina Concept
https://www.facebook.com/1969Ferrari512SSpecialePininfarinaConcept.V.C0071



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ウェッジではありますが、ショルダーラインの抑揚など、車らしさというか、ピニンファリーナらしい
優雅さのようなものが感じられますし…、
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同じ頃に同社が発表したアバルト2000スコルピオーネなどとも共通性が感じられるデザインです。

Fiat Abarth 2000 Scorpione 1969年発表コンセプトカー  2014年8月4日
http://ash-institute.blog.so-net.ne.jp/2014-08-04

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カラーがイエローというところも、最初のカウンタックのプロトタイプと同じで(繰り返しますがこっちが先)、
余計そう思わされるのかもしれませんが、このフロントまわりなど、カウンタックとかなり似たイメージです。
当時のベルトーネのチーフ、若き日のガンディーニは結構影響を受けた…かどうかわかりませんが、似てはいます。
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こういう女性モデルの使い方、車のデザインとともに時代を感じさせます。 車のデザインでは60年代後半から
70年代前半は本当にすばらしいと思うのですが、こういう写真の女性モデルの使い方はちょっと…正直いないほうがいいなぁと思います。

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こんなふうにギヤボックスが後ろから見えるのって魅力的。今ならディフューザーで隠れてしまいますけど。

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総じて、当時としては十分前衛的でまとまりもよくきれいなデザイン(あっさり目で個人的にはかなり好み)
ですが、後のカウンタックななどと比べるとややインパクトが弱かったかもしれません。
それでも、もしもこれが市販されていたら…、それはそれでセンセーショナルで、カウンタックがあれほどの
インパクトを世界中に与えられたかどうか、少しばかり疑問にもなります。

カウンタックの特徴としては、まずあの前衛的なデザイン、メカニカルレイアウト、そして剛性の塊のような
パイプワークのフレーム…などなど色々ありますが、何よりすごいのはあの形でちゃんと市販されたということ
です。(ちゃんとというのはとらえ方次第で色々ありますが…、それはまた話が違うので、ここでは触れません)
ショーモデルを見た誰もが、まさかあの形のまま市販されるとは、夢にも思わなかったでしょう。
よく見ていくと、ちゃんと市販車として成り立つように色々考えられていることがわかるのですが、そんなことを
思わせないほどの浮世離れっぷり。まさに冒頭で取り上げたコンセプトカー達の仲間にしか見えませんでした。

そしてもうひとつ、この車、512S Berlinetta Speciale がこれだけのデザインのわりに記憶に強く残らなくなった
理由があります。同じピニンファリーナでほぼ同時期に(正確にはこれよりも少し前に)作られ、この車のすぐあとで発表され、同社のイメージシンボルにもなるような傑作が翌年発表されるからです。
その傑作については次回取り上げようと思います。








黄色って、形が良くないと似合わない というのは持論のひとつ…。

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Vector W2 and W8 衝撃の世界最速(当時)の車 [車、カーデザイン]

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前の記事に続いて、最近のニュースでもなんでもなく、ただ好みということで今回はアメリカのベクター。
初めて雑誌で見たときは結構な衝撃を受けました。
世界で最も速い車はフェラーリ?ランボルギーニ?そのどれでもなくこのベクターです。
という当時のうたい文句もセンセーショナルでした。

Wikipedia ベクター・W8

Wikipedia ベクター・M12



1978年に発表されたプロトタイプ、W2。
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カウンタックなどとイメージが重なる(特に前半)ウェッジシェイプのスタイリング。そこにステルス戦闘機を
思わせるような雰囲気が加わって独特の迫力をかもし出していて、それが大きな魅力です。最初に見たボディ
カラーがブラック系だったこともその印象を強めたものと思われます。

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ものすごく見づらそうなメーター(?)類。戦闘機っぽいといえばいえなくもないですが…。
インテリア全体の雰囲気はエクステリアと合っているとは思いますし、個人的には嫌いじゃなくて、
むしろ他のどの車にも似ていない魅力を持たせられる可能性は感じました。
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W2の発表から10年が経過した1988年、ようやく発表された市販版であるW8。
サイドウインドーの一部が開閉可能になったり、他にも細かい変更があるようです。
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フロントフードの開き方が独特。長いアームを使った、“大きく逃げる”ダブルリンク。
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インテリアの計器類は洗練されて随分見やすくなったようです。それでもスイッチ類を含めて全体の雰囲気は
やはり戦闘機調。車のインターフェイスとしてはまだ全然不親切に思えますが、個人的には好みの傾向なので
悪くないです。魅力的に見えますw
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ビジネスとしては決して成功とは言えなかったようですが、いい意味でひとつのアメリカらしさがあふれた
すごい車だったと思います。

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時々売り物が出ていて、それなりの値段がついているようです。

1992 Vector W8 Twin Turbo | Monterey 2014 | RM Sotheby's
http://www.rmsothebys.com/mo14/monterey/lots/1992-vector-w8-twin-turbo/1067559

1992 Vector W8 Twin Turbo | Automobiles of London 2010 | RM Sotheby's
http://www.rmsothebys.com/lf10/automobiles-of-london/lots/1992-vector-w8-twin-turbo/568153



この車も、いつか現物を見てみたいと思っているもののひとつなのですが…、なかなかかないません。

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独特のカッコ良さ、魅力があるということはすばらしいこと…。

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Chevrolet Aerovette 1973 4Rotor Concept Corvette XP-882 [車、カーデザイン]

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突然ですが、今回は70年代の初めにシボレーが発表したコルベットのコンセプトカー、いわゆるエアロベットを
取り上げてみます。単純に好きなスタイリングだから、ということです。

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歴代コルベットの中で私が一番好きなのはC3型の後期ウレタンバンパーになった頃のもので、年代でいえば
73年から79年までのものなのですが、この車はそのフロントのイメージを強く感じさせ、いい意味で70年代らしい
クリーンな造形がとても好みです。サイドビューではどちらが前か後ろかわからないようなプロポーションですが
それも悪くありません。
ちょっと驚くのはエンジン、なんと4ローターのロータリーでミッドシップという、ある意味70年代初め頃らしい
当時の先進のコンセプトです。しかしながら、現在に至るまでロータリーエンジンのまともな市販車はマツダ以外
からはリリースされていない事実からわかるように、この野心的なプロジェクトは、直後のオイルショックの影響で
まず燃費の悪いロータリーエンジンの採用が見送られ、後にレシプロV8エンジン搭載を考えたものの、この種の
スポーツカー自体の開発がないがしろにされ…結局お蔵入りとなってしまいました。

このあたりのことについてはこちら↓に書かれていることが簡潔でわかりやすく、共感できました。

エアロベット
http://blog.goo.ne.jp/kitazawa1961/e/2fee12f22fe837227bfd8df804912247


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このフロントエンドと、フロントウインドシールドグラスの形状、いいなぁ。
実際にはフロントガラスをこんなふうに“真ん中で折る”なんていうのはとても許されなさそうですが。
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ガルウイングドアも当時のかっこいいアイテムのひとつですね。
しかし、このガルウイングドアは…ドアを開けた時に上にあんまりスペースを必要としないように考えてか、
中間で折れる機構にしてあるのですが、こうすると窓ガラスは昇降できなくなるし、何よりこれでは乗り降り
しにくくなっているんではないかと(折れたドアの下端に頭をぶつないようにするのが結構大変そう)…、
余計なお世話でしょうが心配になってしまいます。

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さすがロータリーエンジン、コンパクトそうです。
この頃はメルセデスベンツだってロータリーエンジン搭載のスーパースポーツを開発してたんだものな…。
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ミッドシップでこの形、でもちゃんとラッゲージスペースも結構な容積が考えられていたようです。
それにしても、ほんとにこの車のサイドビューをシルエットで見たらどっちが前か後ろかわからなそう。
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確かに時代を感じるが、それも悪くない…どころかとても魅力的。


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Jaguar XJ220 for sale [車、カーデザイン]

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もう何日か前の記事ですが、ジャガーXJ220が売りに出ているということです。

Stunning Silver Jaguar XJ220 Available For Purchase In The UK
http://www.carscoops.com/2015/12/stunning-silver-jaguar-xj220-availale.html


何がどうといわなくてもちゃんとジャガーとわかる顔つき、しかもこれだけスーパーらしくて、とても魅力的です。
これには車体がかなり大きい(長い)ということが効いているのですが、特にリヤオーバーハングが長いのが、
この種の車としては異例なことです。このリヤオーバーハングの長さは、まじめに超高速走行を考えた結果の形であり、
この車のスタイリング大きな特徴のひとつといえます。この長さが十分あることにより、ジャガーらしい前後の絞りが
気持ちよく出来ているわけです。

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このホイールは…、正直全然好みじゃないです。軽そうにも美しくも見えない…。
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絞り込んで丸みのあるフロントエンド、そこに長円のフロントグリルというかエアインテーク、そしてやはり
ジャガーらしい丸みのあるヘッドライト外形形状。(この車の場合、リタラクタブルのカバーですが)
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全幅寸法から考えると随分すぼまったリヤエンド。この雰囲気は往年のレーシングカーなどに似た雰囲気です。
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高さが低い意外は驚くほど普通っぽいインテリア。(写真は右ハンドルと左ハンドルが混在していますが、そこは
流してください)いわゆるスーパーカーらしさみたいな派手な演出めいたところは皆無で、人によってはつまらない
とか思いそうでもあります。私もちょっとそう思います。
ちょっと変わっているのは行き場のなくなった補助メーター4個がドアトリム側にあること。

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この車で恐らく一番残念に思われるところ、V6エンジン。ターボでものすごくハイパワーとはいえ…。
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申し訳程度のラッゲージスペース。まぁこれだけ長いテールですから、前後方向はそれなりにありますが、
下にサイレンサーとかがあるためか、天地はすごく狭くなっています。
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プロトタイプが発表されたときのスケッチ。こんなふうに美しいV12エンジンが描かれていました。
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そのプロトタイプに乗っていたV12エンジン。エアファンネルがきっちり12個並んでてかっこいいです。
よく見るとボルトの頭が錆びてたりして年期を感じますが…、せっかく外から見えるようにしたエンジンなら
やっぱりこういう見た目の美しいのがいいです。
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このプロポーションと顔つき、それがこの車の一番の魅力かな、個人的には…。


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