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ギャラリーアバルト自動車美術館の思い出 [車、カーデザイン]

01_Gallery Abarth Automobile Museum.jpg

現在は閉館中で開館日は未定となっているギャラリーアバルト自動車美術館。
http://www.gallery-abarth.co.jp/

03_ギャラリーアバルト自動車美術館_web_site_top.jpg

10年以上前、普通にやってる頃、いや開館してすぐだったかな…、とにかくそういうときに
行ったことがあるのだが、何でこんなすごいのがここに、いや日本にあるんだ?!と思った。

02_ギャラリーアバルト自動車美術館入り口.jpg

そこに行く計画をラテンの車好きな後輩(プジョー205の中古を買ったばかり)とワクワクしながら話していたら、
外注の大先輩の方から、「何?アダルト美術館?そんなええとこに二人で行こうとしてるんかぁ?」
と言われ…3人で大笑い。懐かしい。

ただアバルト美術館に入って最初の印象は…、
アバルト各車(大抵は小型のフィアットベースのRRとか)の展示されている向きが、見る人にフロントを向けていて、
後ろには回りこめず、肝心のリヤフロアからのぞくエンジンやギヤボックスが見えず、がっかりした。
普通に撮影禁止だし。

そんなものだから、アバルト美術館なんていっててもアバルト各車の魅力がどういうところにあるのか
わかってんのか、ここの人たちは? などと失礼千万なことを思った。
だって前から見ただけだと、ただの古いフィアット(のバンパーはずしただけみたい)なんだもの。

だが、その時のアバルト美術館は、撮影禁止とはいっても、持っているカメラをスタッフに渡して
展示車を背景に彼らに撮ってもらうのはOKで、それは積極的に対応してくれていた。ちょっと好感。

そしてそして…玉座とでもいうべき場所にあった異質な車、レコードブレーカーとかアバルト2000スコルピオーネ(!)
の現物を見るにいたっては… ひれ伏してしまった。
先程の(心の中とはいえ)失礼千万、平にご容赦をw



小坂氏のコレクションはアバルトという枠におさまらず、宝石のような希少で美しいもの、たとえば
Alfa Romeo Canguro、Alfa Romeo Tipo33 Stradale、Ferrari P5 など…
これらの中には事情があって別の車に姿を変えられたり、不慮の事故で消失したものなどがあるのですが、
それを当時の資料を元に正確に再現、現在世界にそれ1台のみなんていう、希少どころの騒ぎではない、
文字通り宝物のような車がありますので、そういうのを含めてぜひとも再開してほしいものです。

Alfa Romeo Canguro

Alfaromeo_Canguro_01.jpg

これは今現在(というか、もうずーっとですが)のウェブサイトのトップがこれです。

Alfaromeo_Canguro_02.jpg

私の中ではちょっと古すぎるかなとも思う形なのですが、そうだとしてもとても魅力的。これを愛してやまない人の
気持ちは良くわかります。現代でもこんな感じの小型FRクーペなら相当数の需要が見込めると思うのですが、
メーカーさんはなぜそうしないのか…。

Alfaromeo_Canguro_03.jpg
Alfaromeo_Canguro_04.jpg
Alfaromeo_Canguro_05.jpg


Alfa Romeo Tipo33 Stradale

Alfaromeo_Tipo33_Stradale_01.jpg

これはさらにまた、非常に魅力的。作られた時期からして(Ferrari 330 P4 などの結構後で目新しさにかけると…)、
あまり評価しないという方もいらっしゃいますが、当時のカッコイイデザインの集大成というか決定版的なものとして、
私にはとても魅力的に思えます。スカリオーネの最高傑作と言っていいと思います。

Alfaromeo_Tipo33_Stradale_02.jpg
Alfaromeo_Tipo33_Stradale_03.jpg
Alfaromeo_Tipo33_Stradale_04.jpg
Alfaromeo_Tipo33_Stradale_05.jpg

総生産台数が極端に少なく、また個々にディティールが違っていたりする(わかりやすいところではヘッドライトが
4灯式と2灯式など)のですが、アバルト美術館のものはその中でももっとも魅力的という人が多い、4灯式で、
しかもワイパーがルーフから生えているという非常にレアなものです。(下写真)私もこの固体が一番いいと思います。

Alfaromeo_Tipo33_Stradale_06.jpg

その魅力的な Tipo33 Stradale が完成し、火入れ式というか、お披露目というか、そういうシーンをおさめた動画です。
AlfaRomeo Tipo 33.2 Stradale Exahust Sound In Gallaly Abarth Collection Vol.1
https://www.youtube.com/watch?v=EI65fpvsouc


Ferrari P5

Ferrari_P5_01.jpg

そしてそして、これです。 私の中で最高にカッコイイ、フェラーリP5!この車に関してはまた別の機会にこれだけで
取り上げようと思っています。

Ferrari_P5_02.jpg

これが超絶レストアを経て完成し、2002年に東京都現代美術館で行われた“疾走するアート フェラーリ&マセラティ展”で
現物を見ることが出来たときは震えるほど感動しました。 出来ることならもう一度、是非またゆっくりと見てみたいです。



あの時はまだデジタルカメラなんてなくてフィルムのコンパクトカメラだった…。


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コメント 4

マミ

ここの前を通る時、魅力的な看板が目に入るので、左に吸い寄せられないように気をつけていました。
(なんでだろう?)

そうですか、今はやっていないのですね・・・

何度目かの吸い寄せられそうになった時、寄せられいればよかった。
あ~残念

今度開催されたあかつきには、迷うことなく吸い寄せられます。
by マミ (2014-08-16 22:40) 

ash_institute

マミさん ここがどういう理由で閉館中なのかわからないんですが、
元館長さん(オーナーに雇われた方)によれば、
「次の開館予定?わからないなぁ。彼(オーナー)は完ぺき主義だから…。」
とのことで、ちょっと意味深にもとれますが、普通に解釈すれば
オーナーの気に食わないところがちょっとあって、それを完璧なものに
しない限り人様には見せられない、ということなんでしょうか?

こっちにしたら、細かいことはどうでもいいので、見せてくださいよ!
っていう感じです。 ^ー^;
by ash_institute (2014-08-17 19:12) 

shin

どうして閉館か?答えは簡単です。ギャラリーアバルト自動車美術館が、アバルト以外の車になってしまったからです。
小坂さんが、アバルトを卒業かな?人の趣味は変わります。色々あって、お金も大変ですネ~。麻布にいた頃が良かったような気がするのは私だけでしょうか?
by shin (2017-04-12 08:12) 

ash_institute

shinさん 
この記事の少し前、同じく小坂さんがレストアしたFiat Abarth 2000 Scorpioneに
ついて書いているのですが、

2014年8月4日
タイトル:Fiat Abarth 2000 Scorpione 1969年発表コンセプトカー
http://ash-institute.blog.so-net.ne.jp/2014-08-04

そのことからも小坂さんのアバルトに対する熱が冷めてきたようには思えないのですが…、
本当のところは外部からはわからないです。
いつかまた、あの貴重ですばらしい車たちを見せていただきたいと願うのみです。


by ash_institute (2017-04-17 00:14) 

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