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シャシー/ボディ セット、仮組(2016年11月上旬~中旬)IF-02RDS ロードバージョン開発経過 [Ikeya Formula IF-02RDS]

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レイアウト定盤の上にシャシーをセットし、そこにキャビン、フロントカウル、リヤカウルをセットし、仮組みしてみる。

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最低地上高さの見直しがあって、シャシー対してタイヤ/ホイール位置が当初の設定よりも相対的に低い。
そのため、フェンダーとタイヤの隙間が大きい。これでは1G状態でありながらリバウンド状態のようだ。
これではよろしくないのでボディ側を延長して修正することにする。上下だけで無く、合せて前後方向も微修正する。
IF-02RDS_R_ver_23_04.jpg

キャビンはフロントサスペンションのショックアブソーバーなどとノクリアランスはギリギリ。このキャビンのフロント
エンドは、左右に雨水を流すために小さな雨どい状の断面形状で左右に勾配がつけられている。これは NY Connect の
内藤さんが手作業で造形してくれたのだが、このサスペンションレイアウトのせいでその勾配はごくごくゆるいものに
しかできなかった。
IF-02RDS_R_ver_23_05.jpg

フロントエンドのサブフレームに付くフロントカウル開閉用のヒンジ、マウントブラケット類。
IF-02RDS_R_ver_23_06.jpg

サイドポンツーン、サイドステップ。
IF-02RDS_R_ver_23_07.jpg
上記のキャビン前端以外でも、いたるところがギリギリの設定なので、部位によってはサブフレームや補記類、パイプ類
などの細かい干渉が何ヶ所か発覚する。(シャシーに対するタイヤ/ホイール位置の変更があったことも影響していると
思われる…)そういうところは基本的にサブフレーム類やブラケット類を修正してもらって対応していく。

ホイールアーチの修正をどれくらいにするか、要所のポイントを測定。“あたり”をつける手がかりとする。
IF-02RDS_R_ver_23_08.jpg

リヤウイングのステーも取り付け。この角度だとホイールクリアランスが大きい(大きすぎる)のが目立つ。
IF-02RDS_R_ver_23_09.jpg

フロントカウルも同様に要所を測定。
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フロントカウル開閉用のヒンジ、マウントブラケット類を仮組み。
ヒンジは通常のヒンジと違ういわゆるダブルリンクタイプ。
IF-02RDS_R_ver_23_12.jpg
マウントブラケットに多数の穴が開いているのは、これをフロントカウルにFRPで貼りむため。
簡単に機械結合すれば…例えばFRPカウルを貫通してボルト/ナットで締結するような構造なら簡単だし安心だが、
見た目的にそれはあんまりなので、外観に影響しないようにこういった構造としている。


フロントカウル開閉用に使ったダブルリンクヒンジについて補足説明すると、これは各リンクの端部の回転中心を結んだ
2本の線を延長した交点が仮想回転中心となり、今回のレイアウトの場合、このヒンジ本体の位置よりも前方の空間上に
その仮想回転中心を設定することが出来る。そしてその位置は開く角度によって刻々と連続的に変化していく。
それによってどういうメリットがあるかというと、フロントカウルを開けようとすると、まず上方に浮き上がるように、
回転というよりも平行移動するように動き始め、シャシーから離れながら回転角度を増していく。そして最も開いた時に
カウル前端が地上やシャシーにぶつかるようなこと無く、十分高い位置にいられるようになる。
普通のヒンジではどうがんばってレイアウトしても干渉やら何やらで開かないとか、そもそもヒンジを置く場所が無いとか、
不用意に開けたら前端が地面にぶつかりそう…、などという困った状況の時にこのタイプは有効だ。
(ただ、構造上、普通のヒンジほどの剛性は望みにくいし、上記のようにその軌道は現物の動きを見ていても予測しにくい
ので、関連するものの設計、例えば開閉補助のために入れるガススプリングのレイアウトなどは少しばかり気をつかう)
実際に、過去に手がけた多くのコンセプトカーでは、この種のヒンジを使わないことにはどうにもならないケースも多く
自動車メーカーのデザイナーでも、こういう事にはまるっきりおかまい無しに見た目だけでボディ形状もパーティング
ラインも雰囲気だけで決める人は案外多い。それどころかもっと全然驚かせてくれるような認識の人も少なくないが…)、
いくつものこの種の汎用品を試したり、それもダメな場合にはオリジナル設計で長いリンクを組み合わせたものをわざわざ
削り出しで作ったり…、色々なことをやった。今回のこれはそれらに比べるとかなりシンプルなほうといえる。



写真は全て、この作業をお願いしている NY Connect の内藤さん撮影。



シャシーにボディがのって、ちょっと車らしくなってきた…。






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コメント 2

triton

こんばんわtritonです。
メカニカルなカッコよさがたまりません。
細部をみせていただきありがとうございます。

良いお年をお迎えください。

by triton (2016-12-31 23:27) 

ash_institute

triton さん 
あけましておめでとうございます。
良い年をお迎えのことと思います。
今年もよろしくお願いします。
by ash_institute (2017-01-01 01:54) 

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