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Dino 246 GTS(ディーノ 246GTS)(カーマガジン・ウィークエンドミーティング 2018 秋 in 大磯 Vol.4) [モーターショー、イベント、ニュース、レース、他]

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昨日に続き、9月29日(土)に大磯ロングビーチの駐車場で行われた
“カー・マガジン・ウィークエンド・ミーティング 2018 秋 in 大磯” というイベントに行ってきた、その4。

http://www.car-mag.jp/cwm2018autumn/
http://www.car-mag.jp/img/483/CM483_Oiso.pdf

今回はフェラーリでありながらフェラーリの名前の無かったディーノ。
クラシカルな曲面構成のデザインが好きな方も多いと思います。

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デザインは、ピニンファリーナのアルド・ブロヴ ァローネが手がけた Dino 206 Berlinetta Speciale を
ベースに生産性を考えたプロトタイプ2号車:Dino 206 Berlinetta GT が作られ(この時に、ごく低い
位置に配置された丸目4灯のヘッドライトとそれを左右まとめて全面的に覆う透明樹脂カバーの特徴的な
顔つきから、従来からある丸目2灯式に変わる)、その後、後輩であるレオナルド・フィオラヴァンティが
生産型をまとめたと、ブロヴ ァローネ氏本人が雑誌のインタビューで言っています。

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きっと若きフィオラヴァンティは、先輩の魅力的なデザインを壊さないように、慎重に生産に向けて
モディファイしたかったと思うのですが、上述のようにすでにヘッドライト周りなど顔つきがまるっきり
変わってしまい、(プロトタイプから生産型に替わる際に良くあることですが)せっかくのモダンな
イメージが薄まって、所帯じみて、普通になって、悪くすれば古く見えてしまって…、
結構辛かったのではないかと想像してしまいます。
生産性、コスト等を考慮したとはいえ、固定式ヘッドライトのこの顔つきは、プロトタイプの顔つき
と比べてあからさまに旧態然としていて…、プロトタイプの顔つきがそのままでは量産化が難しそう
なのは明らかですが、それでも、もっと近い雰囲気は再現できたのではないかなと思ってしまいます…。
これらの違いは下記の2つのキーワードで画像検索すると良くわかりますので、興味のある方はどうぞ。
Dino 206 Berlinetta Speciale 1965
Dino 206 Berlinetta GT 1966

ドアからリヤフェンダーにかけてのエアインテークはその後の308に継承され、リヤフェンダーの
ふくらみ方の変化にともなって、より洗練されていくのですが、前後のフェンダーのふくらみ方/
ウエストラインの絞り方(フロントはタイヤに沿って豊かにふくらみ、Aピラーの根元付近でウエスト
ラインは最もくびれ、リヤに向けて緩やかなスロープでふくらんでいく)は、1966年のプロトタイプ
2号車から生産型になる時に修正が入り、なんとなくフロントもリヤも同じようにふくらんでそれらを
滑らかにつないだだけ、みたいなものに変わってしまい、それは当時のコンベンショナルな形だった
のかもしれませんが、ちょっと残念なところです。

サイドを前から後ろまで貫く明確な水平基調のピークラインはプロトタイプからきっちり引き継がれ、
モダンな印象を与えていて、これはとてもいいなぁと思います。

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特徴的なリヤウインドー。左右端部のこのすごい湾曲。 このGTSではリヤクォーターウインドーが
無くて意味が無いのですが、固定ルーフの場合はここにリヤクォーターウインドーがはまっていて、
良好な斜め後方視界が確保されます。この造作もまたこの車の魅力のひとつといえるでしょう。

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なき息子をしのぶため、それまでのフェラーリには無い新しい魅力を持った小型の車をデザインして欲しい、
そうリクエストされたピニンファリーナ、アルド・ブロヴ ァローネ氏はその期待にこたえようとがんばって
プロトタイプ1号車を作るも、生産性のために大幅な妥協を強いられてしまった…、ちょっとかわいそうな
小型フェラーリ。そういう側面もディーノにはあるように思います。


そんな開発ストーリーはともかく、結果として出来上がったこの車のデザインは、当時のレーシングカーの
雰囲気をロードカーに巧みに取り入れて良くまとまっていて、とにかくこの形が好きだという人が世界中に
沢山いるのは、この車をそれほど好きではない私でもわかる気がします。


次回は、Vol.5 Lancia Stratos HF(ランチア ストラトス HF)です。




私が好きかそうでないかはともかく、人気があるのは確か…。






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